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四万六千日の観音院へ
四万六千日の観音院へ

きょうは、8月16日ですが、旧暦では7月9日。
金沢の観音院では、四万六千日の行事が行なわれました。
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金沢のひがし茶屋街のすぐ横にある観音町は、観音院の門前町です。
きょうは、この通りを歩いて、観音院へ詣でる人の姿がありました。
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石段が続く観音坂をのぼると、
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そこは、真言宗の長谷山観音院です。
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今年は、新型コロナのため、人と人との接触を避けるため、本堂に上がって参拝することはできませんでした。
境内は人でいっぱい。
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祈祷済みのとうきび(とうもろこし)を売る店がにぎわっています。
このとうきびを家の軒先に吊るしておくと、家内安全、商売繁盛などの功徳があるそうです。
一日も早い新型コロナの終息を祈って、とうきびを買い求めました。
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境内から見た観音町の町並みです。
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帰りに振り返ると、卯辰山の中腹の道から、遠くに金沢城が見えました。
おそらく金沢城の橋爪門続櫓と菱櫓のあたりでしょう。
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ちなみに、来年の四万六千日は、8月6日だそうです。




# by tokimekiroman | 2021-08-16 22:04 | Comments(0)
卯辰山花菖蒲園へ
卯辰山花菖蒲園へ

久しぶりに卯辰山の花菖蒲園に足を向けてみました。
石川県では、コロナの感染者が減ってきて、この日(6月13日)をもって、緊急事態宣言が解除されたためか、
園内はかなりの人でにぎわっていました。
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この花菖蒲園には、およそ100品種、20万本の花菖蒲が生育しているということです。
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花菖蒲は6月上旬から咲き始めており、今がちょうど見ごろといったところです。

見ごろは、7月上旬までといわれており、今からでも間に合いますよ。
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# by tokimekiroman | 2021-06-15 20:57 | Comments(0)
秋の一里野高原へ
  秋の一里野高原へ

気持ちの良い秋晴れの日、白山山ろくの一里野高原へ足を伸ばしてみました。
一里野温泉スキー場からゴンドラで、山頂に向かいます。

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山頂駅に着きました。
青空に秋の山々・・・。
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山頂駅の前に、石川県が建てた「加賀禅定道 登山口」という表示がありました。

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なんと、ここから白山に向かって登山道が開かれているというのです。
白山の登山客が宿泊する室堂まで、およそ18.2キロとなっていました。遠い!
禅定道というのは、古来、白山信仰の登山者が登ったという道で、岐阜県側から美濃禅定道、福井県側から越前禅定道、そして、石川県側から加賀禅定道の3本の道があったということです。

せっかくの機会なので、行けるところまで、行ってみることにしました。

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少し行くと、展望台が見えてきました。
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しかし、残念ながら、壊れているようです。

さらに進むと、こんな風景にぶつかりました。

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雪の重みで、こんな形になるのでしょう。

さらに、道を進んでみました。
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道の横をながめると、わずかに、遠くの山々が見えるところもあります。
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白山の室堂までは、とても歩く元気はないので、ここらで、引き返すことにしました。

かつて、白山に登った元気な日々を思い出しながら・・・。






# by tokimekiroman | 2020-11-03 21:03 | Comments(0)
芭蕉が訪ねた金沢
芭蕉が訪ねた金沢~おくのほそ道を歩く~

10月23日(金)、あいにくの雨模様でしたが、「芭蕉が訪ねた金沢~おくのほそ道を歩く~」というイベントに参加しました。
これは、石川県生涯学習センターの「ふるさとふれあい現地講座」というイベントです。
芭蕉研究家の山根公さんが講師で、元禄2年(1689年)、芭蕉が「おくのほそ道」で金沢を訪れた旅について、実際に現地を歩きながら解説して頂きました。

まず、野町公民館で「おくのほそ道」について概要の講義を聞いたあと、寺町の「つば甚」に向かい、芭蕉ゆかりの部屋(「小春庵」と「吟風の間」)を見学しました。こちらは、撮影禁止となっています。
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次に訪れたのは、野町の成学寺(じょうがくじ)です。
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芭蕉は、元禄2年の7月15日から24日までの10日間、金沢に滞在しました。
この寺には、現在残されている句碑では、もっとも古い句碑があります。
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金沢の俳人、堀麦水たちによって建てられたと記されています。
芭蕉句碑
あかあかと日はつれなくも秋の風
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次に、本長寺(ほんちょうじ)に向かいました。
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ここには、次の句碑があります。

芭蕉句碑 
春もやや けしき調(ととの)ふ 月と梅
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最後に向かったのは、願念寺(がんねんじ)です。
愛弟子、小杉一笑(いっしょう)の死を悼んで、追善会がここ願念寺で芭蕉、曽良と金沢の俳人たちが出席して行なわれました。
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ここにある句碑は、芭蕉直筆のものです。

芭蕉句碑
つかもうごけ 我泣声は 秋の風

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あいにく、雨の中のイベントとなりましたが、およそ330年前、金沢を訪れた芭蕉を偲ぶ貴重な機会となりました。




# by tokimekiroman | 2020-10-23 16:55 | Comments(0)
金沢城の鼠多門
金沢城の鼠多門

金沢城の鼠多門(ねずみたもん)の復元工事がこのほど完成したので、真夏日にもかかわらず、行ってきました。
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金沢は、このところ連日30度を超える真夏日が続いています。
新型コロナウイルス感染の恐れに加えて、熱中症の恐れもあるのですが、近くに用事があったので、ついでに見学してきました。
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鼠多門は、金沢城の西側の玉泉院丸にあり、鼠多門橋によって、金谷出丸(現在の尾山神社境内)につながっていました。

鼠多門の内部は見学できます。
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柱は関東のケヤキ、壁板や床板には能登ヒバが使われています。

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鼠多門と鼠多門橋の完成によって、尾山神社から金沢城、兼六園に至る観光ルートが完成したとのことで、金沢の魅力がまた一つ増えたと見ていいようです。
# by tokimekiroman | 2020-08-19 20:50 | Comments(0)