<   2006年 07月 ( 25 )   > この月の画像一覧
縄文のロマン!真脇遺跡
先日、恋路の火祭りを見に行った時、祭りの前に、同じ能登町にある真脇遺跡に立ち寄りました。

真脇遺跡は、昭和57年と58年に発掘調査が行われ、土器、石器、装身具、木製品、巨大な柱、大量のイルカの骨などが出土しました。

d0043136_2149475.jpg

イルカ漁でにぎわった真脇の海


この調査によって、ここが縄文時代の前期初頭(約6000年前)から晩期終末(約2300年前)までの、約4000年間も繁栄を続けた、他に類を見ない「長期定住型集落遺跡」であることが分かったのです。
このように、貴重な遺跡であることから、平成元年には、一帯約3万7000㎡が国の指定史跡になっています。

d0043136_22452085.jpg

国指定史跡の一帯


d0043136_21493736.jpg

真脇遺跡公園


d0043136_2150857.jpg



d0043136_21502130.jpg

土製仮面のモニュメント

イルカの大漁を祈って、土製の仮面をつけて、お祭りをしたそうです。

d0043136_2150556.jpg

真脇遺跡縄文館


真脇遺跡縄文館を見学してきました。
(※ 中は撮影禁止でした)
ここには、発掘された土器、石器、イルカの骨などが展示されています。
出土したもののうち、219点が平成3年、国の重要文化財に指定されています。

はるか昔、私たちの先祖は集団でイルカ漁をして暮らしていたんですね。
そして、土器や石器、石斧を使い、翡翠の装身具を身に付けていたそうです。
しばし、平成の世を離れ、縄文のロマンを肌に感じるひと時でした。

PENTAX *ist Ds
SMC PENTAX DA12-24mm/F4ED
能登町・真脇遺跡縄文館
[PR]
by tokimekiroman | 2006-07-31 22:14
夏の風物詩 北國花火金沢大会
北陸地方は、きょう梅雨明けしました!

きのうの夜、犀川で行われた「北國花火金沢大会」に行ってきました。
風がほとんどない状態で、煙が残って、一時中断という場面もありました。
花火には適度の風があるほうが良いようです。

午後7時45分、スタート!
夏の夜空に1万発の花火が打ち上げられ、詰めかけた観衆は、光と音の祭典に酔いしれていました。
では、拙い写真ながら、その一部をアップしますので、雰囲気だけでも味わってください♪

d0043136_14414835.jpg



d0043136_14423053.jpg



d0043136_14431393.jpg



d0043136_14441123.jpg



d0043136_14444660.jpg



d0043136_14451879.jpg



d0043136_14455097.jpg



d0043136_14463789.jpg



d0043136_1448072.jpg


花火は明暗差が激しいため、光量がアンダーかオーバーになってしまい、なかなか一筋縄ではいかないですね。
また機会があれば、挑戦してみます。

PENTAX *ist Ds
SMC PENTAX DA12-24mm/F4ED
金沢・犀川河畔・若宮大橋付近
[PR]
by tokimekiroman | 2006-07-30 14:55
金沢検定の第14回講座~歴史
きょう「金沢検定」の第14回講座に行ってきました。
今回の講師は、県立歴史博物館学芸専門員の本康宏史さん。
金沢の近現代のお話です。
その主なところは、・・・

◆1869年(明治2年)の版籍奉還から1871年(明治4年)の廃藩置県まで、金沢藩の藩庁はどこにあったか?
→答えは、長町。
長町の旧家老・長成連(ちょう・なりつら)邸に置かれていたそうです。

◆前田家の「御三家」といえば、富山藩、大聖寺藩と、あと一つはどこ?
→答えは、七日市藩。
七日市藩は、今の群馬県富岡市で、前田利家の五男・利孝が11歳で江戸に送られ、前田家が大坂の陣で戦功を上げたことで、幕府から七日市藩1万14石を与えられたものです。
のちに、加賀藩(本家)へ後継藩主を送り込んだこともあるそうです。
徳川の「御三家」(尾張藩、紀州藩、水戸藩)によく似た形です。

◆1871年(明治4年)、廃藩置県で誕生した金沢県の県域はどこか?
→今の石川、富山両県のうち、富山市周辺、加賀市(大聖寺)周辺、白山周辺を除いた部分。
つまり、加賀藩の区域がそのまま金沢県になりました。
ちなみに、富山市周辺は旧富山藩、加賀市周辺は旧大聖寺藩、白山周辺は旧天領です。
能登にも飛び地で天領があり、これらの地域は、飛騨県(のち高山県)になったそうです。これは、高山に天領を管轄する陣屋があったことによるようです。
ということは、金沢県の中に一時期、飛騨県(のち高山県)があったということです。興味深いお話でした。

◆かつて陸軍の兵器庫として使われた建物は、どこ?
→答えは、県立歴史博物館。
赤レンガの建物で、明治42年から大正3年にかけて竣工。現在、国指定重要文化財です。

本康宏史さんのお話は、エピソードも織り交ぜながら、面白いお話でした。
この講座も、早いもので、第14回が終わり、あと3回を残すだけになりました。

d0043136_17253828.jpg

旧陸軍の兵器庫(現・県立歴史博物館)


きょうは、このあと、犀川の花火大会に行ってきます♪
[PR]
by tokimekiroman | 2006-07-29 18:06
恋路火祭り~能登町
きのう、能登町の恋路の火祭りに行ってきました。
恋路海岸には、その昔、村に住む若者・助三郎と娘・鍋乃の悲しい恋物語が伝わっています。

午後9時過ぎから若衆にかつがれた2基のキリコが動き出し、浜に到着します。
そして、キリコが海に入ると、大きなタイマツに火がともされ、火文字にも点火されます。
さらに、夜空には花火が・・・といった具合で、海上で演じられる炎の祭りです。
能登の祭りは、炎の祭りでもあります。

d0043136_21424612.jpg

助三郎と鍋乃の像


d0043136_21435216.jpg

浜に並んだ2基のキリコ


d0043136_21442579.jpg

キリコが夜の海へ


d0043136_21445991.jpg

海の中を進むキリコ


d0043136_21511195.jpg

「火 祭」の火文字


d0043136_21461013.jpg

火文字 ハートに矢が・・・


d0043136_2147583.jpg

夜空に花火!


d0043136_21473541.jpg

タイマツが描く光の曲線


d0043136_2152115.jpg


タイマツの光跡をバルブ露出で描き出そうとしましたが、なにせ経験が不足しており、時間の加減が分かりません。
夜の祭りはムズカシイです。

PENTAX *ist Ds
SMC PENTAX DA12-24mm/F4ED
能登町・恋路火祭り
[PR]
by tokimekiroman | 2006-07-28 21:56
見附島と「えんむすびーち」
禄剛埼灯台のあと、車で能登半島の内側の道路を走り、見附島に向かいました。
このあたりは、海がおだやかで、海岸線が綺麗です。

d0043136_20552717.jpg

見附島

その形が軍艦に似ているので、「軍艦島」とも呼ばれます。

d0043136_20562429.jpg

「えんむすびーち」の鐘

この見附海岸から恋路海岸までの3kmを「えんむすびーち」と呼んでいます。
写真にある鐘を二人で鳴らすと、恋が成就するとか・・・。
若い恋人たちに人気の海岸です。

d0043136_20591122.jpg

木ノ浦海岸

能登半島国定公園の一部で、ここも海岸線が綺麗です。
能登半島の外浦にあり、海に沈む夕日を見たかったのですが、このあと燈籠山祭りの見物に向かったので、夕日はおあずけです。

PENTAX *ist Ds
SMC PENTAX DA12-24mm/F4ED
珠洲市・見附島・木ノ浦海岸
[PR]
by tokimekiroman | 2006-07-26 21:08
能登半島最北端の禄剛埼灯台
珠洲ハーブの丘のあと、車で能登半島の海岸沿いの道を走り、禄剛埼(ろっこうさき)灯台へ向jかいました。
禄剛埼灯台は、日本海に突き出た能登半島の先端、海抜46メートルの断崖の上にあり、ここに立つと、シベリア、中国、韓国が海のかなたにあることを意識させられます。

d0043136_23341056.jpg

禄剛埼灯台

明治16年、イギリス人の設計で建造されたものです。
白亜の灯台が青い空に映えています。

d0043136_232386.jpg

東京302km 上海1598km 釜山783km ウラジオストック772km


d0043136_23255273.jpg

海の向こうにシベリアがある・・・


d0043136_23264043.jpg

「菊の御紋章」が・・・

「明治16年7月10日初点灯」の文字と「菊の御紋章」。
日本で唯一、「菊の御紋章」がある灯台だそうです。
明治の頃、灯台には「菊の御紋章」を付けたのでしょうか。

d0043136_23301728.jpg

灯台の光は海上はるか34kmまで達する・・・

禄剛埼灯台は「日本の灯台50選」にも選ばれており、海上保安庁が歴史的価値を保存するために定めた「保存灯台」のAランク(23基)の一つです。
この場所から一度は、日本海に沈む夕日を眺めてみたいものです。

PENTAX *ist Ds
SMC PENTAX DA12-24mm/F4ED
SMC PENTAX-F Macro 100mm/F2.8
珠洲市狼煙・禄剛埼灯台(通称:狼煙の灯台)

ちなみに、岬は「禄剛崎」(ろっこうざき)、灯台は「禄剛埼灯台」です。
[PR]
by tokimekiroman | 2006-07-25 23:37
ラベンダーの高原
先日、珠洲市の燈籠山祭りを見に行った折、夜にはまだ時間があったので、「珠洲ハーブの丘」に寄ってみました。
ここは、27万㎡の敷地に500種類のハーブとフラワーが咲き、四季折々に楽しめるそうです。
しかし、残念なことに、期待していたラベンダーは、7月初旬が見頃だったそうです。
でも、ラベンダーの花の周りを飛び交う蝶や蜂を眺め、高原の風をからだいっぱいに感じて、帰ってきました。

d0043136_2246198.jpg


d0043136_22464675.jpg

アカタテハ

(追記)yoas23さんに教えて頂きました。(7月26日)

d0043136_22505255.jpg

ヒメアカタテハ

(追記)yoas23さんに教えて頂きました。(7月26日)

d0043136_22471111.jpg


d0043136_22571713.jpg


d0043136_22474666.jpg


9月になると、秋咲きのラベンダーやセージが見頃を迎えるということです。
この日は、梅雨とは思えない青空。
久しぶりに、PLフィルターを使ってみました。

PENTAX *ist Ds
SMC PENTAX DA12-24mm/F4ED
SMC PENTAX-F Macro 100mm/F2.8
珠洲市・珠洲ハーブの丘
[PR]
by tokimekiroman | 2006-07-24 23:05
土用丑の日のどじょう・うなぎ
きょうは、土用丑の日ですね。
金沢では、うなぎの蒲焼と一緒にどじょうの蒲焼が売られています。

d0043136_21435765.jpg

こういう昔懐かしい店は、だんだん少なくなりましたね。

さっそく買ってきて、蒲焼を食べながら、ビールをググイッと、やりました。
今年も夏バテせずに、乗り切れるかな?

こちらがどじょうの蒲焼(1本90円)
d0043136_21454872.jpg


こちらはうなぎの蒲焼(1尾1,400円)
d0043136_21461468.jpg


土用丑の日にうなぎを食べる習慣は江戸時代にできたようで、かの蘭学者・平賀源内のアイディアが当たったといわれています。
では、金沢では、どうしてどじょうの蒲焼を食べるようになったのか?
そこには、意外な事実があったのです・・・。

金沢の卯辰山には、長崎から流刑になったキリスト教徒が収容されていました。
そのキリスト教徒たちが明治初期、川でどじょうをつかまえて、焼いて売り歩いたのが始まりだそうです。これは「金沢検定」の講座でもお話がありました。

そういえば、キリシタン大名だった高山右近が前田家の客将として一時期、金沢に暮らしていたこともあります。
金沢は、一向一揆に見られるように「真宗王国」といわれますが、一方で、キリスト教との浅からぬ縁もありそうなのです。

本題にもどり、今では、どじょうの蒲焼は、金沢の夏の味覚として欠かせないものになっています。
[PR]
by tokimekiroman | 2006-07-23 21:33
絢爛!燈籠山祭り(2)曳山巡行
豪華絢爛で知られる燈籠山(とろやま)祭りですが、その昔、春日神社の神さまが町へ夕涼みに出かけ、そこで町民がお詣りをしたのが始まりといわれます。
それで、別名「お涼み祭り」ともいわれます。神さまが夕涼みに出かけるとは、庶民的な神さまですね。

吾妻橋に勢ぞろいした燈籠山と8基の曳山は、粋なハッピ姿の男衆、女衆に引かれて、飯田港のほうに向かいます。

曳山は、いずれも総漆塗りという立派なもの。8つの町会がその豪華さを競います。

d0043136_2042935.jpg


d0043136_2034165.jpg


d0043136_2062149.jpg


d0043136_20112166.jpg

目に鮮やかなハッピ姿の女衆


飯田港に着くと、祭りは最高潮!

d0043136_20104242.jpg


d0043136_2013284.jpg

「ヤッサー!ヤッサー!サーヤッサー!」


d0043136_20131893.jpg


祭りは、エネルギーの爆発だ~!そんな感じが伝わってきます。

d0043136_20513592.jpg


終了予定時間の夜9時半を過ぎても、「ヤッサー!ヤッサー!」の掛け声が町にこだましていました。
燈籠山祭りを見たのは、これが初めてですが、終始、そのパワーに圧倒されっ放しでした。

PENTAX *ist Ds
SMC PENTAX DA12-24mm/F4ED
SMC PENTAX-F Macro 100mm/F2.8
珠洲市飯田・燈籠山祭り
[PR]
by tokimekiroman | 2006-07-22 20:28
金沢検定の第13回講座~民俗
金沢検定の第13回講座に行ってきました。
今回の講師は、北陸大学教授で民俗学の小林忠雄さんです。
テーマは「金沢の民俗」。その主なところは・・・

◆彼岸の中日、無病息災を願って、浅野川にかかる常盤橋、天神橋などを渡る「七つ橋渡り」。その決まりごとは、?
→ 一筆書きのようにして回り、同じ橋は渡らない。
→ 一つの橋を渡る前後に合掌をする。
→ しゃべってはいけない。
これらを守れば、下の病にかからずに済むといわれています。

d0043136_18405153.jpg

「七つ橋」の一つ、中の橋


◆「四万六千日参り」で知られる卯辰山山麓の観音院では、厄除けの縁起物として、あるものを売っているが、そのあるものとは?
→ トウキビ(唐黍)
これを玄関先に吊るしておくと、厄除けと家内安全、商売繁盛の功徳があるそうです。

d0043136_18293030.jpg

「四万六千日」のトウキビ


この他、新暦と旧暦の違いや金沢に伝わる氷室、土用、針千本のことなど、面白い話をして頂きました。
[PR]
by tokimekiroman | 2006-07-22 19:02