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奇祭・お熊甲祭り(2)・・・渡御編
19の末社すべてが境内に参入し、奉幣式が行われたあと、加茂原(お旅所)に向かって、渡御が始まります。
「渡御」とは、「天皇・三后または神輿のお出かけになること」(広辞苑)だそうです。

爽やかな秋空のもと、神輿の渡御の行列に付いて歩きました。

加茂原(お旅所)までは、わずか700メートルほどの道のりですが、途中、家の前で太鼓を披露したりして、のんびりと進みます。
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神輿の棒に乗って遊ぶ子



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高さ20メートルの枠旗の先は家の屋根のはるか上



途中、家の庭に咲く花を撮影しながら・・・
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蝶も飛んでいる・・・



道の近くを熊木川が流れる
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熊木川

このあたりは、古代は「熊木郷」と呼ばれていました。
「熊木」(くまき)は「高麗来」(こまき)の転化であると言われます。高麗は高句麗のことで、朝鮮からの渡来民がこの地に上陸したことを想像させます。


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秋の風情を感じさせる道を神輿の行列が静かに進んでいました。

続きは、次回。

PENTAX *ist Ds
SMC PENTAX DA12-24mm/F4ED
SMC PENTAX-F Macro 100mm/F2.8
七尾市中島町・お熊甲祭り
by tokimekiroman | 2006-09-23 22:23 | Comments(14)
Commented by akashiahime at 2006-09-23 22:41 x
熊木川が「高麗来」から来ているのですか!
きらきら光る川面と金色のススキを眺めていると
お熊甲祭が
古代の能登へ連れて行ってくれるような
ロマンを感じます!
Commented by tokimekiroman at 2006-09-24 00:38
■akashiahimeさん、こんばんは♪
途中、川のほとりまで行ってみました。
遠くに行列が見えて、いい雰囲気でした。
こういうお祭りは、古代史への浪漫をかきたててくれますね。
Commented by siawasekun at 2006-09-24 04:43 x
渡御、素敵ですね。

爽やかな秋空の様子、神輿の渡御の行列の様子、写真で、よく分かりました。
太鼓の披露など、伝わってきました。
のんびりといいものですね。
上手く撮られましたね。
さすがですね。

素敵な写真、ありがとうございました。
Commented by yoas23 at 2006-09-24 10:43
渡御行列が秋の風景に溶け込んでいますね。
穏やかな祭りのようで、
写真を眺めていると何処からか太鼓の音が聞こえて来そうです。
しかし末社が19社もあるとは大きな神社なのですね。
Commented by namazu_5757 at 2006-09-24 10:48
秋祭りの村の雰囲気がとても伝わって来ました。
枠旗や神輿をひいて写されてる写真は村人の声が聞こえるようです。
それにしても女の子!子どもらしいイイ顔してますね。
Commented by NIKON∞ at 2006-09-24 14:20 x
お祭りの雰囲気がよく表現できていると思います。風景の方も,田舎の情景が十分に醸し出されていて,ほっとするような作品に仕上がっています。子どもの表情も生き生きで, tokimekiromanさんの感性を伺うことができました。私も参考にさせていただきます。
Commented by 風の旅人 at 2006-09-24 19:22 x
崇神天皇のつづきです・・・・ちょっとしつこいかなぁ~(笑)
崇神天皇の別名は古事記では「御眞木入日子印恵命」
近くには小牧の地名今も残るし、七尾西湾に当る熊来(中島)は海側から見て夕日の沈む場所です。それに・・・・この辺でやめておきます(笑)

Commented by tokimekiroman at 2006-09-24 21:23
■ siawasekun さん、こんばんは♪
ありがとうございます。
このお祭りに行ったのは久しぶりなんですが、国の民俗文化財ですから、長く後世に伝えていってほしいお祭りです。
Commented by tokimekiroman at 2006-09-24 21:25
■ yoas23さん、こんばんは♪
ゆったりとした調子の鉦と太鼓の音、いいものですね。
大きな神社だけに、こういうお祭りを長く続けて来られたんだと思います。
Commented by tokimekiroman at 2006-09-24 21:27
■namazu_5757さん、こんばんは♪
祭りを支えている人たちを見ていると、この祭りを続けていく誇りが伝わってきます。
Commented by tokimekiroman at 2006-09-24 21:29
■ NIKON∞さん、こんばんは♪
ありがとうございます。けれど、ほめすぎです(笑)
能登の祭りを深く知るには、まだまだ経験不足です。
Commented by tokimekiroman at 2006-09-24 21:30
■風の旅人さん、こんばんは♪
崇神天皇と能登のつながり、興味深い話です。
今度、OFF会でじっくり伺いましょう!(笑)
Commented by ironsky at 2006-09-24 23:10
もう秋の装いですね。
こういう深まる秋空の下、祭りが最高潮に達するのでしょう。
人々の表情がいいですね。
Commented by tokimekiroman at 2006-09-25 22:25
■ironskyさん、こんばんは♪
ススキの穂が風に揺れ、秋の祭りを堪能しましたよ。
土地の人たちは、こころから自分たちの祭りを楽しんでいるふうでした。
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