観音院の「四万六千日」
きょうは朝から暑い1日でした。
朝早く、東山1丁目の観音院に参詣してきました。「四万六千日」のお参りです。

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「四万六千日」の張り紙

「四万六千日」。この日にお参りをすると、四万六千日、実に126年間毎日お参りしたのと同じご利益があるといわれています。

観音院では、毎年旧暦の7月9日に行われていて、今年は新暦の8月2日、きょうなのです。
で、妻と一緒に参詣して来ようということになった訳です。
厳しい夏の日差しのもとを歩いていると、あちこちに「四万六千日」を知らせる張り紙が目につきます。

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「四万六千日」の縁日に掲げる五色の旗

家の前に、五色の旗が掲げられています。地元の人に聞くと、「四万六千日」の日には、この旗を掲げているそうです。長年にわたって、人々の間に、深く根付いていることを感じさせられました。

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観音坂

「観音坂」という長い坂を上っていくと、ようやく観音院に着きます。

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真言宗・長谷山観音院

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観音院の本堂でお参りをしたあと、境内で縁起物のトウキビ(とうもろこし)を買いました。

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これを家の玄関先に吊るしておくと、家内安全、商売繁盛のご利益があるということです。

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帰宅して、さっそく家の玄関先に吊るしました。ご利益のほどは、どうでしょうか。

ところで、東京・浅草の浅草寺でも「四万六千日」の縁日がありますが、ほおずきが売られています。
なぜ、金沢ではとうもろこしで、浅草ではほおずきなのか、疑問が湧くところですが、北陸大学の小林忠雄教授によると、浅草寺でも以前はとうもろこしを売っていたが、後にほおずきに変わったのだということです。
古くからの年中行事が今も金沢に伝わっている・・・。これは大切なことなのだ、と思いつつ、蝉しぐれを聞きながら、帰って来ました。

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ちなみに、来年の観音院の「四万六千日」は8月21日(火)です。

浅草の浅草寺では、毎年新暦の7月10日が「四万六千日」で、新暦の7月9日と10日にほおずき市が開かれています。
東京では、新暦に切り替えられた年中行事が金沢では旧暦のまま受け継がれているのです。

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金沢・東山・観音院
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by tokimekiroman | 2006-08-02 22:29 | Trackback(2) | Comments(22)
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Tracked from あなたにパンダフルライフを at 2006-08-03 11:09
タイトル : 四万六千日お暑い最中でございます…
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Tracked from 五木寛之で自分をほめる! at 2008-08-12 00:08
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Commented by ironsky at 2006-08-02 23:37
トウモロコシが縁起物というのは、面白いですね。
土地によって色々あるものだと、つくづく思いました。
トウキビ・・・・・子どもの頃は、そう呼んでいました。
Commented by tokimekiroman at 2006-08-02 23:56
▼ ironskyさん、こんばんは♪
そう。子どもの頃はトウキビと言っていましたね。
そのうち、ほおずきが売られるかも知れません(笑)
Commented by yoas23 at 2006-08-03 04:19
一日のお参りで126年間のご加護が得られるなんて、虫の良い話のようですが、
我々凡人は何を置いても縋ってしまう悲しさです。
お参りすることによっての心の満足感が守ってくれるのでしょうね。
でも不思議・・・飛騨にはこの行事はありません。
Commented by siawasekun at 2006-08-03 05:28 x
四万六千日の縁日ですか。
私、恥ずかしながら、初めて知りました。

金沢ではとうもろこしで、浅草ではほおずきですか。

古くからの年中行事。
今も伝わっているもの。
これは大切なことなですよね。

素敵な写真と話。
ありがとうございました。
Commented by pandaful at 2006-08-03 11:07 x
私も、ときめきさん同様、出かけましたそれも朝昼2回。
いわば四万六千日の倍九万二千日もお参りしたことになりますから、ときめきさんの計算では256年分ということかな?

こういう行事は、やはり旧暦でないと季節感が出ませんね。
前に東京で菖蒲湯に入ったことがありましたが五月では菖蒲ではなくアヤメかなにかで、全く香りがしませんでした。
Commented by namazu_5757 at 2006-08-03 12:14
なぜに46,000なのか、とても気になっています。
なぜにとうきびなのか(どうせなら、460円にした方が御利益があると思うのであります)5色の旗からこの日の大切に思う気持ちが伝わって来ました。四万六千日のお参り、初めて聞かせてもらいました。こちらにはないです。
Commented by akashiahime at 2006-08-03 18:22 x
一度のお参りで126年間ですか。
毎年この四万六千日の行事が行われ、毎年お参りするのは
永遠のご利益を願い、感謝の気持ちもあるのでしょうか?
Commented by くてくて at 2006-08-03 18:30 x
金沢にいたとき家々の玄関にとうもろこしが飾ってあって不思議に思っていました。
浅草の法月は法月市がメインになってしまっていて、四万六千日に関係していることはつい最近まで知らなかったですね。
いろんなことが金沢に残っていていいですね。
Commented by tokimekiroman at 2006-08-03 21:18
▼ yoas23さん、こんばんは♪
昔から、一説には室町時代から、お寺に功徳日というものがあり、全国各地で行われていたようです。
その一番長いのが四万六千日なのだそうです。
46000日分の功徳があると言われると、得した気になるから不思議です。
調べたところ、岐阜にはありませんが、三重県松阪市の岡寺に四万六千日がありますよ。
Commented by tokimekiroman at 2006-08-03 21:21
▼siawasekun さん、こんばんは♪
その浅草でも以前は、赤とうもろこしを売っていたというから面白いですね。
昔からの年中行事、大事にしたいですね。
Commented by tokimekiroman at 2006-08-03 21:37
▼pandaful さん、こんばんは♪
トラバありがとうございます。
pandaful さんは2回も行ったんですか!
きっと功徳が2倍ありますね。
旧暦と新暦では1ヶ月以上のずれが出ますので、季節も違ってくる訳ですね。
Commented by tokimekiroman at 2006-08-03 21:49
▼namazu_5757さん、こんばんは♪
>なぜに46,000なのか、とても気になっています。
調べてみました。
白米「一升」に米が46000粒あり、この日に参詣すれば、「一生」息災であるということのようです。
功徳日は毎月あり、7月10日が46000日、8月24日が4000日、11月7日が6000日、12月19日が4000日といった具合です。
この日に参詣すると、これだけの功徳がある訳です。
四万六千日、奈良県にはないようですが、兵庫県に二つ(天上寺、中山寺)あるようです。
Commented by tokimekiroman at 2006-08-03 21:52
▼ akashiahime さん、こんばんは♪
毎年参詣している人が多いようです。
トウキビも、翌年の予約を入れる人もいるくらいです。
年中行事として、暮らしの中に組み込まれているのだと思います。
Commented by tokimekiroman at 2006-08-03 21:56
▼くてくてさん、こんばんは♪
実は私もこの行事は、おぼろげにしか知らなかったんです。
知れば知るほど、興味が出てきますね。
横浜では、弘明寺が四万六千日の寺だそうです。
Commented by angelglobe2006 at 2006-08-03 23:14
こんばんは。
以前、観音院のそばに住んでいた頃、この『四万六千日』の日は朝からずっとご詠歌のテープがエンドレスでかかっていたのを思い出します。
そんなにご利益があるなら行けばよかったと後悔しています。。
来年は行けるかな?
Commented by tokimekiroman at 2006-08-04 00:03
▼angelglobe2006さん、こんばんは♪
このそばにお住まいでしたか!いいところにお住まいでしたね。なんとなく、功徳がありそうな町です。
私は、これから毎年参詣しようと思ってます。
Commented by ysaka4019 at 2006-08-04 12:27
ときめきさん、こんにちは。
私も、友達に聞いて行ってこよう!と思いながら用事があって行けず
今年もあの張り紙をみて2日、2日と思っていたんですけどね
この暑さで行けませんでした。 やっぱり あの階段を登る元気は
ないです(笑) どうも、縁はないのかな? 
来年こそは! 21日ね!  鬼が笑う?

Commented by tokimekiroman at 2006-08-05 13:02
▼ysaka4019さん、こんにちは♪
用事で行けず、残念でしたね。
観音院には裏からの入口もありますよ。
卯辰山の中腹に松魚亭という料理店がありますね。その前の道の突き当りが観音院です。4枚目の写真はその入口です。
来年は、ぜひどうぞ!
Commented by greenagain at 2006-08-05 22:56
はじめまして。
トウモロコシをぶら下げる、というのははじめて知りました。
驚いています。勉強になりました。有難うございます。
Commented by tokimekiroman at 2006-08-05 23:27
▼greenagainさん、はじめまして♪
金沢には、昔ながらの面白い風習がいろいろ残っていますよ。
これからも、折を見て紹介していきます。
また、ヨロシクです。
Commented by sei-koba at 2008-08-18 14:23
はじめまして。
この春より娘が金沢の学校に入学しまして、それと前後してこの”ときめきさん”のBlogを拝見させていただいています。
8/9に今年3回目の金沢訪問をしました。
(娘はmixiに入城と書いていましたが・・・・)
街の中に四万六千日の張り紙が沢山あり、妻と不思議に思っていました。
家に帰ってから、こちらを調べ納得のいった次第です。
これからも、娘の住む街の様子・歴史を見させて戴けることを楽しみにしています。
勝手ではありますが、このページを自分のBlogにリンクさせて戴きたいのですがよろしいでしょうか?
Commented by tokimekiroman at 2008-08-18 23:56
▼sei-kobaさん、はじめまして♪
>この春より娘が金沢の学校に入学しまして、
それはそれは、・・・。これもご縁ですね。金沢にどんどんおいで下さい♪
リンクの件、どうぞ、どうぞ。
私もリンクさせていただきます・・・。

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